米ドル・原油価格・米債利回り・金価格の関係性

米ドル・原油価格・米債利回り・金はお互いに深い関係にある。

原油価格

原油価格とドルの関係性

19日の原油とドルの値動き(緑一色が原油価格、オレンジと緑色のラインがドル円価格)

上記のチャートは、2017年4月18日~20日の原油価格とドルの値動きを重ねたチャートである。ドルと原油がほぼ逆の動きをしていることが分かる。(逆相関)

  • 原油高→ドル安

  • 原油安→ドル高

関係性の理由

  1. 原油はドル建てで取引されることから、他通貨より割安感になり、原油に買いがはいる

  2. ドルの代替資産として実物資産が選考される

原油は、産油国の地政学リスクや需要要因、経済情勢により独自に変動することもあり、必ずしも原油と米ドルの相関が高いとは言えない点は注意が必要である。

米債利回り

米債利回り

19日の米債10年利回りチャート

上記のチャートは、19日~20日にかけての米債利回りのチャートである。NY市場の終盤に米債利回りが上昇しているのが分かる。

  • 米債利回り上昇→ドル安

  • 米債利回り下降→ドル高

関係性の理由

  1. 国債の利回りが上昇しているということは、国債が売られている

  2. 国債の利回りが下降しているということは、国債が買われている

  3. 米国債の利回り上昇→リスクオン相場へ→株が買われる→株の影響を受けやすい米国通貨が買われる

  4. 米国債の利回り下降→リスクオフ相場へ→株が売られる→株の影響を受けやすい米国通貨が売られる

国債は、破綻の可能性が低い機関が発行している借金の為、利回りも低いがリスクも低い。

国債の利回りが上昇している時は、世界中の投資家達が国債を売っていることを意味する。リスクの低い比較的安全な金融商品が売られているという事は、国債のような利回りの小さい金融商品ではなく、利回りの高い他の金融商品へ投資していることが考えられる。(米ドルへの投資など)

金価格

金価格

金価格とドル円の4時間足チャート(緑一色が金価格、オレンジと緑色のラインがドル円価格)

上記のチャートは、9日~20日にかけての金価格とドル円の4時間足チャートである。金価格とドル円の値動きは、全く反対の値動きになっているのが分かる。(逆相関)

  • 金価格上昇→ドル安

  • 金価格下降→ドル高

関係性の理由

  1. 金は、無国籍通貨で安全資産である

  2. 世界的なリスクが高まると、無国籍通貨である安全資産の金が買われる

  3. インフレ懸念になると、通貨の逃避先として安全資産の金が買われる

  4. 安全資産として米ドルと比較される金は、米ドル安になると、ヘッジとして金が買われる

  5. 米国金利が低下すると、金価格の上昇。米国金利が上昇すると金価格は下落

金自体の採掘量や需要によって金価格が独自に変動することもあるが、基本的には米ドルと正反対の値動きをする。

金や原油への投資も可能

ゴールド

Forex取引会社の「XM(エックスエム)」では、金や原油CFDへの投資も可能。上記の米ドルとの関係性を応用し、金や原油価格をチャートで確認しながら米ドルへの取引にも活用できる。

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